住んでいた街 −盛岡について−
高校校時代から、26歳まで、岩手県に住んでいました。そのうち、9年間を過ごしたのは盛岡市ですが、盛岡という街の空気が大好き。
今でも、一番好きな街です。石川啄木や、宮沢賢治に代表される文学の雰囲気。橋や、建築物も、歴史があり趣味がよく、私にとっては、そこにいるだけで自分がもっと、素敵な人間
になれたような気分になれるところです。
そして、岩手山。
見上げると、そこに、いつも変わらない形の山があるというのは、心を癒してくれるものです。
つらいことがあっても、うれしいことがあっ ても、山はいつもそこにあって、たいてい、しずかにたたずんでいる。山の近くにいたときは気づかなかった、そういう山のありがたさを、しみじみと感じています。
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