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記念日・お出かけ -岐阜県 飛騨高山・白川郷の旅 2012 その2-
その1からの続きです。
【高山市のパン屋さん トラン・ブルー】
高山市の有名なパン屋さん。
2012年2月に、店主がNHKの『プロフェッショナル』に取り上げられたということで、いつも以上に、人気が集まっているパン屋さんです。
我が家も、偶然放映を見ていて、どうぜ高山に行くのだから、行ってみよう!ということになりました。
行ったのは、日曜日の昼。季節はずれの大雪が降る中、15人程の列が出来ていて、入場制限がある状態でした。
1人、1種類1個の購入。あれだけ人気だったら、当然かなと思います。
うかがった時間帯、ちょうど、クロワッサンが焼きたてで仕上がったところで、購入でき、ラッキーでした。クロワッサンは、1人2個まででした。
写真で見てもおいしそうだよね〜。さくさくしていて、ほんとに、とてもおいしかったです。
【トヨタ自然学校】
宿泊したのは、3月最後の日。それで、こんなにすごい雪です。白川郷から、標高の高いところに一気に上がるため、麓よりも雪が深いです。
インタープリターと呼ばれる案内人による、ネイチャーガイドがあるようですが、我が家は夕方の到着、朝方の宿泊で、単純なる泊り客でした。
夜は、フレンチのハーフコース。普段食べているお野菜も、とってもおいしくて、大満足。
メインが魚で、普段あまり子ども達が好まないのでどうかなあと思ったのですが、何しろ、氷見漁港の鯛。ソースも美味しく、完食しました。
地元出身というレストラン スタッフの方とも楽しく話が出来、素敵な想い出が出来ました。
【白川郷】
今回の旅行の目的のひとつ。白川郷。
昔話の世界にもぐりこんだような世界が広がっていました。
全ての家屋が茅葺というわけではなかったのですが、全体に色調を茶色に合わせてあり、雰囲気を壊していません。
白川郷で何と言っても素晴らしいのは、和田家住宅でした。
国の重要文化財に指定されています。
和田家は地元の名士で、2階で養蚕をしていたそうです。
家屋の一部や2階を公開してくれているのですが、一部では、今も和田家の皆さんが、普通に生活しておられるのだそうです。
公開部分の奥に寝室となる和室があったりして、日中は公開している場所も、夜間は生活の場となっているのかなと思いました。
それって、どれだけ大変なことだろうと思います。
そしてまた、素晴らしかったのが、和田家の子ども達による自由研究。
公開場所にファイルが置いてあったのですが、白川郷の家屋の特徴、和田家に残っている様々な道具の意味、養蚕の歴史等について、ものすごく分かりやすくまとめてあります。
小学校5年、6年頃の作品ということで、もちろん、先生等のサポート等があったとは思いますが、和田家の跡継ぎとしての自覚、重要文化財である自宅への愛情が感じられて、とても感動しました。
和田家の子として生きるのは、大変だろうなあと。
日本全体で言うところの天皇家のように、あの小さな世界において、立派であることを要求される日々だと思います。
これから、色々葛藤があるだろうけど、頑張って欲しいなあ、あの自由研究に顕れている誠実さを、保ち続けて欲しいなあと感じました。
この写真は、和田家のお孫さんお勧めの方角から写したもの。
確かに、素人が撮ってもとても絵になる風景です。 |
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